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お知らせ
チェンナイTNSAA水難訓練
2023.09.29
CATEGORY:プレスリリース、社団法人パワーストローク
2023年9⽉29⽇
⼀般社団法⼈パワーストローク
インド初!⽔泳コーチを対象に岡崎市の⽼舗スイミングスクールが⽔難訓練を実施
⽔害⼤国ニッポンだからこそ提供できる独⾃の⽔難訓練のノウハウやカリキュラムで、⼈⼝の2/3が泳げないインドにて「命を守る訓練」を実施し、新たな⽇印関係として⼤きく貢献します。
⼀般社団法⼈パワーストロークは、10⽉1⽇(⽇)午前10時より、チェンナイ市アクアティック‧コンプレックスのダイビングプールにて、タミルナド州⽔泳協会登録コーチ約50名を対象に⽔難訓練を⾏います。本イベントは、在チェンナイ⽇本国総領事館、そしてタミル‧ナド州スポーツ庁( Sports Development Authority of Tamil
Nadu)の後援のもと⾏われ、⽔害から命を守るだけでなく、新たな形の⽇印関係への貢献にも期待が寄せられます。チェンナイは10⽉中旬から⾬季に⼊り、⽔害が増加することが予測されます。⾔語や⽂化が異なっても「命を守る」という課題は世界共通です。当⽇は、在チェンナイ総領事 夛賀政幸閣下、タミル‧ナド州スポーツ庁 ティル‧J‧メガナタ‧レディ⻑官も参加される予定です。
【⼀般社団法⼈パワーストロークについて】(所在地:愛知県岡崎市/理事⻑:⼤森久美)
⼀般社団法⼈パワーストロークは、50年以上の歴史を持つ、愛知県岡崎市に所在する岡崎⻯城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)を親会社として持ち、⻯城スイミング( Tatsuki Swimming)がこれまで30年以上続けてきた着⾐泳を含む⽔難訓練のカリキュラムを広めることに特化した⼀般社団法⼈です。2021年に設⽴して以降、地元‧愛知県岡崎市の幼稚園や⼩学校にて、⼦どもを対象に⽔難訓練を⾏う他、企業向けに⽔難訓練を実施してきました。プールで⾏う着⾐泳のみならず、コロナ禍、プールに⾜を運ぶことが難しくなったことに加え、プールがない地域や⼊⽔が困難な⽅に向けてプログラムの必要性を感じ、「陸でもできる⽔難訓練」を考案。卓上で⽔難時の対応を学ぶことで、⼊⽔を要せずに必要な知識を⾝に着けることができます。国内の活動に加え、パワーストロークはアメリカやシンガポールにも展開しており、この度インドでの活動を開始いたしました。
チェンナイ市アクアティック‧コンプレックス視察時(パワーストローク撮影)
2023年3⽉‧ジンバブエにて⾏った学校教員に対する⽔難訓練の様⼦(パワーストローク撮影)
【なぜインドで⽔難訓練を⾏うのか】
多くの⽔害を経験するにも関わらず、国⺠の2/3が泳げないインド(Swimming Skills Around the World, OECD.
2022)にて、⽔難訓練を⾏うことは⽔害時に失われる命の数を⼀つでも減らすために必須です。特に、2005年にスマトラ島沖地震を経験し8000⼈近くの犠牲を経験しているチェンナイは、都市の東部にベンガル湾に⾯した海岸が南北100km近く続いており、サイクロンや⼤⾬による洪⽔などを含む莫⼤な被害が多発しています。しかしながら、⽔難に対する⽬⽴った対策はこれまで取られておらず、このままでは次に⽔害が起きた際に、また多くの命が失われることが想定されます。地域に⽔難訓練を定着させるために、まずは⽔泳のプロであるタミル‧ナド州の⽔泳コーチたちに向け⽔難訓練を⾏い、各⾃地域で⼦どもたちに⽔難訓練が開催できるように、ノウハウを伝授します。
WHOの発表によると、インドでは毎年5万⼈近くが溺死しており、そのうち3割は15歳以下の⼦どもが被害に遭っています(WHO 2021, Regional Status Report)。⼈⼝⽐で⾒てみても、これは⽇本の3倍の数字です。インド政府が毎年発表する国⺠の死因調査によると、事故死のうち9.1%が溺死によるもので、事故死因の中で三番⽬に多いことがわかっています(以下グラフ参照)。しかし国内での溺死に対する意識は低く、これまで⼗分な調査はおろか、⽔害時のプロトコールも存在していません
( Veetil, et.al, 2017)。
急激な経済成⻑を遂げているインドでは、中流階級の増加により、「予防」への関⼼が⾼まっています。⽇本で積み上げられてきた経験値をインドの皆さんと共有することは、これからも⼈⼝が増え続け、さらに地球温暖化により⽔難の増加が予定されている今、とても⼤きな意味を持つと確信しています。
パワーストロークでは今後も国内外で⽔難訓練が当たり前に⾏われる社会に向けて様々な取り組みを進めていく予定です。
イベント概要
- 名称:TNSAA登録コーチに向けた⽔難訓練
- 主催:⼀般社団法⼈パワーストローク
- 共催:タミル•ナド州⽔泳協会(Tamil Nadu State Aquatic Association)
- 後援:
- 在チェンナイ⽇本総領事館
- タミル•ナド州スポーツ庁(Sports Development Authority of Tamil Nadu, SDAT)
- 実施⽇/時間:2023年10⽉1⽇(⽇)10:00 – 13:00
- 場所:Aquatic Complex, Velachery Rd., Chennai
- タイムスケジュール:
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- 10:00
- イベント開始
代表•⼤森久美挨拶
在チェンナイ総領事夛賀政幸閣下より挨拶 SDAT CEO Mr. Reddy IAS より挨拶
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- 10:10
- 卓上授業:『陸でもできる⽔難訓練』(約1時間)
- 溺死のメカニズムや、各⽔域の特徴を説明する。
- ⼦どもが溺れる際の特徴を⽰す。
- 溺れている⼈を発⾒した際のアクションを説明する。
- 卓上で、⽔中で⾏うレッスンを予習する。
【休憩‧着替え等】(10分)
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- 11:20
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⽔中授業:⽔難訓練The Kunren Program (約1時間)
- 着⾐泳を⾏い、服を着た状態で⼊⽔するとどういう感覚なのかを体験する。
- 浮いて待てを基本に、⾃分が⽔難にあった際どうするかを学ぶ。
- 溺れている⼈を発⾒した際のアクションを再現する。
【休憩‧着替え等】(10分)
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- 12:30
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修了証書授与:(約 30 分)
- 『陸でもできる⽔難訓練』と⽔中授業終了後、参加者にパワーストロークより修了証書を授与する。ノベルティーを同時に⼿渡す(T-シャツなど)
代表•⼤森久美より終わりの⾔葉
- 『陸でもできる⽔難訓練』と⽔中授業終了後、参加者にパワーストロークより修了証書を授与する。ノベルティーを同時に⼿渡す(T-シャツなど)
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- 13:00
- 終了(計3時間)
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- 開催場所:
- チェンナイ市アクアティック•コンプレックス内ダイビングプール
SDAT, Velachery Rd, Chennai, Tamil Nadu 600032, India
- チェンナイ市アクアティック•コンプレックス内ダイビングプール
- 指導者 :⼤森玲弥
《略歴》
- 株式会社岡崎⻯城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)社員
- ⼀般社団法⼈パワーストローク理事
- 対象者 :TNSAA登録コーチ
- 予定参加者数:50⼈
※当⽇パワーストロークが撮影した画像•映像は共有可能です。
法⼈概要
- 名称:⼀般社団法⼈パワーストローク
- ⽬的:⽔難事故ゼロに向けて、⽔難訓練の実施、⽔難訓練⼠などのプロフェッショナルの育成
- 設⽴:2021年5⽉
- 理事⻑:⼤森久美
- 所在地:愛知県岡崎市⽇名南町19-14
- 電話番号∕FAX番号:0564-24-7778 / 0564-24-7731
- 公式サイトURL:https://powerstroke.or.jp/
- グループ公式サイトURL:https://tatsuki-group.com/
- 事業内容:⽔難訓練(着⾐泳•陸でもできる⽔難訓練)、⽔難訓練⼠•着⾐泳訓練⼠認定
お問い合わせ先
⼀般社団法⼈パワーストローク
〔担当者〕 理事 ⼤森玲弥
〔TEL〕080-9492-4704 / 0564-24-7778
〔FAX〕0564-24-7731
〔E-mail〕r.omori@tatsuki-sc.jp / raemi.omori@gmail.com
〔WhatsApp〕+81 80 9492 4704