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PHILOSOPHY

創業者の想い

Victoryをつなぐ、
竜城のストーリー

すべては創業者の情熱から始まった

V=Victory。
それは勝利・成功・達成・喜び。

岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)の創業者・大森國臣には、水泳を通して叶えたい夢、伝えたい想いがありました。
その夢・想いを実現するため、岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)を創設し、生涯にわたって精力的に活動し、様々な功績を達成しました。
それこそが創業者にとってのVictory。
その創業者のVictoryを受け継ぎ、新たな目標を達成するため、竜城グループは活動の輪を広げていきます。

VICTORY STORY 01
創業者のVictory

創業者のVictory

ゴーグルの装着指導、

障がい者水泳指導、着衣泳の普及などに

尽力した水泳教育の第一人者

オリンピックを目指したのち、水泳指導者へ

大森國臣はスイマーとして、中京高校、中京大学に特待生で進学し、オリンピックを目指して練習漬けの青春を過ごしました。やがてオリンピック候補に選出されるに至りましたが、惜しくもオリンピック出場は叶いませんでした。
大学を卒業した後、もともと教師になる志を持っていた國臣は、スイマーと教育を重ねた水泳指導者を目指し、昭和48年、岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)を発足します。

  • スイマーと教育を重ねた水泳指導者を目指す
  • オリンピックを目指して練習漬けの青春

幼稚園・保育園との水泳指導提携の先駆け

水泳指導者は、國臣にとって、まさに天職とも呼ぶべき仕事でした。
指導者として、初心者から選手まで、幅広い指導に日々携わりながら、水泳を広く普及したいという夢に向けて、精力的に活動を広げます。より多くの子どもたちへ水泳の楽しさ、目標達成の喜びを伝えたいという想いから、幼稚園や保育園との提携を全国でも先駆けて行ったのが岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)です。今でこそ、スイミングスクールと幼稚園・保育園との提携は珍しくありませんが、当時は画期的な試みでした。そして今もなお、当時から変わらず15校以上との提携のお付き合いが続いています。
子どもたちへの水泳指導において、なかなか水の中で目が開けられない子どもが多くいました。國臣はどうしたら怖がらずに水中で目を開けられるか考えた結果、「ゴーグルをつけて練習しよう」と発案。これも今では当たり前となっているゴーグルを装着しての水泳を定着させるという実績を残しました。

地域やハンディキャップの壁を越えた水泳指導

当時、山間地域には水泳施設がなかなか整っていない状況でした。國臣はこうした山間地域の子どもたちが地域の差で水泳をできないのは可哀そうだと考え、片道3時間かけて、北設楽郡東栄町まで水泳指導に行く活動を始めました。そして今でも東栄小学校との水泳を通じたお付き合いは続いています。
こうした國臣の水泳に対する情熱がうわさを呼び、ある日、全盲の少年の両親から、「ぜひこの子に水泳を指導してほしい」と依頼を受け、運命的な出会いを果たします。奇しくも岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)の起ち上げとほぼ同時期に養護学校の義務化が実施され、どんなハンディがあっても教育の機会が保証される時代になりました。國臣は試行錯誤をしながら全盲の少年への水泳指導に取り組みました。この少年との出会いこそが、現在のハンディキャップクラスの始まりとなり、専門の資格を持ったコーチが、子どもから大人まで、身体・知的ハンディキャップを持つ方へ指導しています。

  • スイマーと教育を重ねた水泳指導者を目指す
  • オリンピックを目指して練習漬けの青春

水難事故で落とす命を無くしたい

國臣は水泳指導者として、毎年耳にする水難事故にもひどく心を痛めていました。「水」に携わっている者として、何かできることはないかと考えた中で導いた答えの一つが「着衣泳」です。突然の水難事故でパニックに陥った状況で、服や靴を身に着けたまま水に浮かんだ状態を保つのは、そのノウハウを知っていないと、なかなかできないことです。國臣は水難事故や災害で尊い命を一つでも救いたいという願いをこめて、岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)で定期的な着衣泳の指導を始めました。最初はスタッフ共々手探りの状態から、「子供が水を怖がらずに衣服を着たまま入水するにはどうすればいいのか?」を考え、各レベルに合った着衣泳の指導方法やカリキュラムをゼロから構築していき、着実に着衣泳の普及が浸透しつつあります。

創業者が達成したいくつものVictory

現在の岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)になる過程のエピソードは、どれを取っても豪快、ユニーク、時代を先駆けた事ばかりでした。時には、当時の常識からはあまりにも発想が先んじており、周囲を驚かせたり、理解を得られない事も多くありました。でも、どれも今となっては常識となっていることがほとんどです。
國臣は晩年、自身が難病患者になっても、「最後のライフワーク」と言い、酸素ボンベを片手に、リハビリの教育指導に日本中を講演して回りました。
このように情熱をもって蒔いた種が芽を出し、花を咲かせ、身体・知的障がい者の水泳人口は年々増加しています。
創業者・國臣が達成したVictoryは、竜城イズムとして脈々と、この岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)に根付き、次世代へ受け継がれています。現在の竜城の3本柱である「指導、リハビリ、命を守る訓練」をさらに大きく育てることが先代である創業者の夢でもあり希望でもありました。私たちは、その遺志を新たなVictoryとして達成させるよう、繋いでいきたいと思います。

VICTORY STORY 02
新たなVictoryへの挑戦

創業者・大森國臣が遺した数々のVictory。創業者の娘である現社長・大森久美がそのスピリットを受け継ぎ、新たなVictoryを目指して、岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)は次のステージへと歩み始めました。今、そのステージは世界へと広がっています。グローバルな視野で挑戦を続ける岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)の新たなVictory Story。

先代から受け継いだ

スピリットはそのままに

グローバルな視点で世界へ向けて。

自問、自問の日々を過ごし、今ようやく小さな形ができてきました。

2016年にアメリカ、テキサス州から先代の介護と看取りの為に帰国しました。
そして、子供のころから見てきた、父の後ろ姿、いつもふやけている手を覚えている私は、父がどの様な思いと情熱でこの岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)を立ち上げ、守って来たのかを知っています。「その思いを無駄にはできない。なくさせいない。」の思いから父の会社を継承しました。父の意志を引き継いで現場を守ってくれる社員のおかげで今の私があります。
そして、父が蒔いた種、育てた「たつき」という樹をさらに大きく育てるのが私の使命です。

「オンリーワンのスイミングクラブにするにはどうしたらいいのか?」「竜城のブランディングはどうしたらいいのか?」
長年のアメリカ生活で得た感性と女性目線から私の改革が始まりました。
紙を減らす、業務の簡素化、社員の教育、会社全体の質の向上等、父が蒔いた種をさらに増やすために、何があるのだろうか?自問、自問の日々を過ごし、今ようやく小さな形ができてきました。

アメリカ進出

テキサス州のダラスに北米トヨタの本社がカリフォルニアから移転してきた時から、いつか必ずここに竜城スイミングクラブをオープンさせたいと思っていました。理由は、トヨタが岡崎市と深い関係がある。そして、我々のレベルの高い水泳指導は必ず受け入れられるという自信があったから。そして2021年、竜城スイミングクラブ・テキサス校を開校させました。と同時に指導者、生徒間でも日米の交流が実現。グローバル化が当たり前の昨今、竜城が水泳を通じて両国間の架け橋となっているのは、とても素晴らしいことです。

一般社団法人パワーストローク設立

岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)の3本柱の一つである「命の訓練・着衣泳」を普及させ、水難事故を減らすことを目指し、社会貢献すべく「一般社団法人パワーストローク」を設立しました。
生徒たちには、競技で勝つことだけが水泳ではなく、水泳で「命が救える」ということを体感し、自己肯定感を高めてほしい。水泳指導者として現役を終えたとき、新しいキャリア構築に役立ててほしい。
実際は着衣泳の技術を習得し、必要な場所、人々に教え、命を救うのが目的です。
でも、そこから生まれる技術や感情や結果を、竜城スイミングクラブ・パワーストローク・社会という3つの形態の中で循環できるのが理想の形だと考えました。そんな素晴らしいサークルを作り出し、仲間が増え、パワーストロークのポジティブな愛情と気持ちを伝え続けていきます。

時代と共に形を変え、社員に、社会に、貢献できる会社へ

これからも竜城グループは、創業者から受け継いだVictoryのバトンを大切に守りながら、時代と共に形を変え、社員に社会に貢献できる会社にします。

竜城の事業はこちらのページで詳しくご案内しています。

VICTORY STORY 03
Victoryの輪を繋げて

win with water1
win with water2
win with water3
win with water4
win with water5
win with water6
win with water7
win with water8
win with water9
win with water10
win with water11
win with water12

一人ひとりが達成したVを、伝えて、つなげて、新たなWを作り出す。

子どもたちにも、それぞれの夢や目標がきっとあるはず。
それらを達成するために竜城ができることは何なのか、私たちは常に考えています。
水泳を通して学べること。それは、努力することの大切さ、苦手を克服することの充足感、水難から命を守ることの尊さ、目標を達成することの喜び。
そのすべての経験が、必ず子どもたちの明るい未来に役立つはずです。

WIN WITH WATER
わたしたち竜城グループは水泳事業を通して、子どもたちが一人ひとりのVictoryを掴むための支援を続けます。