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お知らせ

競泳・江戸勇馬選手によるスイムクリニック in インド

2024.06.17


CATEGORY:プレスリリース、岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)、社団法人パワーストローク、水泳指導カリキュラム普及事業

イベント名: 競泳・江戸勇馬選手によるスイムクリニック in インド

開催日: 2024年6月4日

場所: タミル・ナドゥ州チェンナイ
              SDAT Aquatics Gymnastics Badminton Sports Complex at Velachery
             メインプール

主催: タミル・ナドゥ州スポーツ庁 (Sports Development Authority of Tamil Nadu, SDAT)
             岡崎竜城スイミングクラブ(school’s name:Okazaki Tatsuki Swimming Club)

共催: 一般社団法人パワーストローク

 

2024年6月4日、チェンナイのSDAT Aquatics Gymnastics Badminton Sports Complex at Velacheryメインプールにて「競泳・江戸勇馬選手によるスイムクリニック in インド」が開催されました。本イベントは、タミル・ナドゥ州スポーツ庁 (SDAT) と岡崎竜城スイミングクラブ(school’s name:Okazaki Tatsuki Swimming Club)の共催で行われ、地元のコーチや学生たちに向けた貴重な機会となりました。

 

 

 

【午前のコーチの部】

午前の部には、30名の地元・チェンナイ市のコーチたちが参加しました。江戸選手は、競泳選手に必要な栄養学と、競泳の練習におけるドリル練習について講義を行いました。2時間にわたるセッションでは、以下のトピックが取り上げられました。

 

▼競泳選手に必要な栄養学

・バランスの取れた食事の重要性

・トレーニング前後の食事の推奨事項

・インドの食文化を考慮し、具体的なメニューの提案

 

▼競泳のドリル練習

・スピードと効率を高めるためのテクニック

・スイマーに特化したストレングス・コンディショニングエクササイズ

 

質疑応答の時間では、江戸選手が自身の競技経験に基づく具体的なアドバイスを提供し、コーチたちからの質問に丁寧に答えました。参加したコーチ陣も熱心にノートを取っている様子が伺えました。

 

 

 

午後の選手の部

午後の部には、当初予定していた50名を大きく上回る100名以上の選手が参加しました。参加者の年齢は9歳から24歳まで幅広く、江戸選手の指導に熱心に耳を傾けました。セッションの内容は以下の通りです。

 

▼模範泳法のデモンストレーション

・江戸選手の模範泳法を観察

・各種泳法の技術的ポイントの解説

 

▼スタートのドリル練習

・正しいスタート技術の指導

・スタートの改善を目指した練習

 

セッションの最後には、全員がタイムを向上させることができ、大変充実した内容となりました。

 

 

参加者の声

【ロガナサン プール長】

「これまでこのようなイベントはタミル・ナドゥ州で無かったと思います。日本から遥々チェンナイまで来てくださった江戸選手と、岡崎竜城スイミング(Okazaki Tatsuki Swimming Club)のみなさまには心から感謝します。選手に対するセッションだけでなく、コーチに対する情報共有も行なってくださったことは、インド競泳の繁栄のために大きな影響を与えると思います。」

ロガナサンプール長と江戸選手

 

【コーチ・マノッジ】

「子どもたちにとって、江戸選手のようなトップアスリートと触れ合う機会はなかなかありません。同じメッセージだったとしても、江戸選手が伝えることによって、子どもたちの顔は輝いていました。それにとどまらず、江戸選手がこれまで培ってきたノウハウを惜しみなくシェアしてくれたことによって、私たちコーチにとってもとても大きな学びを得る機会になりました。江戸選手からもらった知識とパワーをもとに、インド競泳をさらに強くしていきたいと、今気持ちが燃えています。」

コーチ・マノッジ(左)と選手たち、江戸選手と共に

 

【ダヌッシュ(選手・24歳)】

「江戸選手に泳ぎを教えてもらったことで、今の自分のフォームの何が違っていたのか、具体的に理解することができました。丁寧に一つ一つ訂正してくれたので、改めてフォームの大切さを教わることができました。僕も、これから競泳選手として世界の大会に参加するつもりですが、江戸選手と競い合えるような選手になれるように、今後もがんばります。」

突然のスコールの中、ダヌッシュにフォームを教える江戸選手

 

 

 スイムクリニックの後に、成功の旨を、当イベントを主催していただいたSDAT庁長、Thiru J. Meghanatha Reddy氏にご報告しました。

Reddy氏と江戸選手

 

 

加えて、在チェンナイ日本国総領事館にて、髙橋宗生総領事にも、今回のイベントの開催、及びその内容についてご報告させていただくことができました。

高橋総領事と江戸選手

 

 

 

まとめと今後の展望

今回のスイムクリニックは、タミル・ナドゥ州の競泳コミュニティに大きなインパクトを与えるとともに、日印間のスポーツ交流をさらに深める貴重な機会となりました。江戸選手の実践的な指導と熱意あるサポートにより、参加者たちは技術だけでなく、競技に対するモチベーションも大いに高まりました。

岡崎竜城スイミングクラブ(Okazaki Tatsuki Swimming Club)は、今後もこのような国際交流イベントを継続的に開催し、競泳を通じて日印関係を豊かにしていくことを目指します。具体的な取り組みとしては、以下のような活動を計画しています。

 

<定期的なスイムクリニックの開催>

日本とインドのトップアスリートやコーチを招待し、交流と技術指導を行うイベントを実施します。

<国際大会への参加支援>

有望な選手たちが国際大会に参加できるよう、アドバイザーとして支援を行います。

<日印交流プログラムの強化>

日本とインドの選手やコーチが互いの国を訪問し、交流を深めるプログラムを推進します。

 

これにより、インドの競泳レベルの向上、水難事故防止、そして日印の友好関係の深化を目指してまいります。

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