TOPICS
お知らせ
-
水難学会会長・木村隆彦氏が岡崎竜城スイミングクラブ「指導教育アドバイザー」に就任
着衣水泳研究の第一人者が、子どもを預かるプール環境の安全と指導者育成を支援
岡崎竜城スイミングクラブ(愛知県岡崎市)は、2026年5月9日付で、一般社団法人水難学会 会長/明治国際医療大学 保健医療学部 救急救命学科教授の木村隆彦氏を、新設の「指導教育アドバイザー」として迎えたことをお知らせします。

木村氏による社内研修の様子
木村氏は、「着衣のまま水に落ちたとき、人はどうすれば生き残れるか」を工学的に検証した博士論文『水難時着衣泳の救命効果の工学的検証』の著者であり、「無理に泳がず、浮いて救助を待つ(背浮き)」という、現在の水難教育の根幹を築いた研究者のお一人です。
今回の就任により、木村氏には定期的に館内へ来館いただき、館内の安全監査のみならず、実際にプールへ入水しながら、指導者への直接指導・助言を行っていたく他、以下の指導にあたっていただく予定です。
-
・指導者一人ひとりへの直接指導による指導力向上
-
・着衣泳プログラムの再設計
-
・火災・地震など災害時を含む館内対応マニュアルの整備
-
・安全監査と若手指導者の研修
-
・子どもたちが楽しく泳力向上を実現するシステムづくり
-
・保護者や社会が安心して子どもを預けることができる信頼あるクラブづくり
木村氏就任の背景:「プール事故を絶対に起こさない」ための体制強化と指導人材の育成
近年、スイミング業界では人材不足が深刻化しており、若手指導者が体系的に指導方法や安全管理を学ぶ環境づくりが課題となっています。
水泳指導は、泳ぎ方を教えるだけではありません。プールという環境上、常に事故リスクと隣り合わせであり、監視体制、危険予測、声掛け、緊急時対応など、指導者一人ひとりの高い専門性が求められます。しかしながら、業界全体として十分な教育機会の確保が難しくなっている現状があります。
そのような中、岡崎竜城スイミングクラブでは、「プール事故を絶対に起こさない」という強い意思のもと、会員の皆様の安全確保と、スタッフが長期的に成長できる教育環境整備を目的として、新たに「指導教育アドバイザー」という役職を設立いたしました。外部専門家による継続的な安全監査と現場指導を通じ、より高度な安全文化と指導品質の向上を目指してまいります。
また、岡崎竜城スイミングクラブでは、新たに水泳指導者を目指す新卒者や、セカンドキャリアとして水泳指導に挑戦する方々にとっても、専門家から直接学びながら成長できる環境を整え、指導者としてのキャリア形成を応援してまいります。
「良い指導者を育てることこそ、子どもたちの安心・安全につながる」という考えのもと、指導者育成にも積極的に取り組んでまいります。
木村隆彦氏プロフィール

木村隆彦氏は、一般社団法人水難学会会長であり、明治国際医療大学教授(救急救命学科)として、水難事故予防・救命教育・着衣泳研究の第一線で活躍しています。
特筆すべきは、木村氏が「着衣泳」をテーマに博士(工学)を修了している点です。
木村氏の博士論文『水難時着衣泳の救命効果の工学的検証』では、水難時における着衣状態での身体負荷や救命行動を科学的に分析し、「無理に泳ぐ」のではなく、「浮いて救助を待つ(背浮き)」ことの重要性について研究が行われました。
また、研究者としてだけでなく、消防・救急救命分野での実務経験も有し、水難事故予防教育の普及にも尽力されています。
岡崎竜城スイミングクラブの取り組み
岡崎竜城スイミングクラブでは、通常の泳力向上指導だけではなく、衣服を着たまま水に落ちた際の対応を学ぶ「着衣泳(水難訓練)」を、通常カリキュラムの中に組み込んでいます。
“泳げること”だけではなく、“命を守れること”も水泳教育の重要な役割であると考え、子どもたちが将来、水辺で自ら命を守る力を身につけられるよう取り組んでいます。

実際の着衣泳レッスンの様子
今後は木村氏の専門的知見を活かしながら、着衣泳プログラムのさらなる高度化に加え、館内全体の危機管理体制強化、指導者教育の充実を進め、安心・安全で質の高い水泳教育環境づくりを推進してまいります。
岡崎竜城スイミングクラブ 代表取締役 大森久美 コメント

岡崎竜城スイミングクラブでは、創業以来、「命を守る」を最も大切な使命として歩んでまいりました。
子どもたちの命を預かる場所である以上、事故を未然に防ぐ努力に終わりはないと考えています。今回、木村先生という水難事故予防研究の第一人者に、指導教育アドバイザーとしてお力添えいただけることを大変心強く感じています。
安全管理体制の向上だけでなく、指導者一人ひとりが学び、成長できる環境を整えることは、結果として会員の皆様の安心・安全につながるものと考えています。今後も、安心してお子様を預けていただける環境づくりと、水泳を通じた豊かな成長機会の提供に努めてまいります。
今後の展望
岡崎竜城スイミングクラブでは今後、木村氏の専門的知見を活かしながら、着衣泳(水難訓練)の高度化に加え、館内安全管理、災害対応体制、指導者教育のさらなる充実を図り、「安全」と「教育」の両面において、地域社会からより信頼されるスイミングクラブを目指してまいります。
RECOMMEND
-






